
2018年8月、近藤ようこ先生の「夢十夜」(夏目漱石原作)がフランスで出版され、フランス語に翻訳されています。近藤先生の作品の海外翻訳は初めてだそうです。
漱石はフランスでは根強いファンがいることもあるのでしょうけれど、BD(バンド・デシネ)が日本では根強い人気がある一方、谷口ジローなど日本のマンガ作品もフランスで広く紹介されていることもあるでしょう。
私が翻訳されたマンガを見ると思わず「オノマトペ」に注目してしまうのは、本文が読めないせいもあるでしょう。仕方がないですね(笑)。
購入方法ですが、
紀伊國屋書店で購入できます。2,635円ですが、15.50ユーロ(約2,000円)なのでフランスから自力輸入することを考えたら妥当な金額だと思います。
欧明社に問い合わせるなど、他の購入方法もあると思います。船便なので1〜2ヶ月待ちますが、到着したら「追補」でこのページにアップします。
書名:Dix nuits, dix rêves
著者名:Yoko Kondo
翻訳者名:Patrick Honnoré
発行年月日:2018.8.23
出版社:PICQUIER
叢書名:BD MANGAS
言語:フランス語
ISBN978-280971357-2
価格:15:50ユーロ
製本:紙装版、ペーパーバック
出版社「PICQUIER」のサイト|
amazon.fr追補:2018.10.18
紀伊國屋書店から到着しました。3週間弱かかりましたが、早いほうではないかと思います。
私はフランス語はわからないので、やっぱりオノマトペに目が行ってしまい、おもいろいなぁと思います。きちんと文字を合わせてデザインしているところがさすがです。日本語版と比べ版型は少し大きいですが、絵の大きさは同じ。裏表紙が違って「第三夜」扉のイモリです。あとがきまでちゃんとフランス語に翻訳されてます。
DIX NUITS DLX RÊVES