2017年12月20日

「怪奇まんが道」に近藤ようこ先生の章が収録されています

2017年12月19日に発売された「怪奇まんが道 奇想天外篇」に近藤ようこ先生の章が収録されています。「怪奇まんが道」のシリーズは2冊目。漫画家のインタビューから、その人の生涯を漫画に描きおこすというもので、2017年10月20日から11月9日の期間、ホーム社のWebマンガサイト「Z」に発表されていた作品です。

このルポルタージュ、近藤先生の絵の特徴をよくとらえて、パッと見た瞬間は近藤先生ご自身の絵かと思ってしまいました。他の漫画家の方の絵もそっくり。器用な方なんですね。

近藤先生が高橋留美子先生と高校で同級生、そして同じ漫画研究会に所属だったお話はよく知られていますが、その後近藤先生がどういう道のりを経て現在に至ったのか、よくわかる作品です。私は近藤先生のエロ劇画時代の作品が大好きなんです。とても瑞々しいのに、不思議と痛々しくない。1970年代のアングラによくある雰囲気だけの作品ではまったくないのです。当時から気持ちに刺さる作品を描かれていたのだなぁと思います。それから「見晴らしガ丘にて」の糸井重里さんの書評、以前から知ってはいましたが、まだ手に入れられてないんです。頑張ろう。「本物」なので見ている人は見てるのだなぁと思いました。
諸星先生もお一人で描かれてるんですね。近藤先生もそうですが「孤高の」という言葉がよくお似合いなお二人です。
近藤先生のファンなら必携の単行本です。

「怪奇まんが道 奇想天外篇」宮ア 克〔原作〕,あだちつよし〔漫画〕
2017.12.24 B6判 192p ISBN978-4-8342-3261-5
2017.12.20. 16:16 | 単行本発売情報