2016年03月06日

『アックス』109号に近藤ようこ先生と池上遼一先生の対談が掲載

アックス 109青林工藝舎の隔月刊誌『アックス』109号が「水木しげる特集」で、巻頭の対談が「池上遼一×近藤ようこ」という魅力的な企画でした。近藤ようこ先生が高橋留美子先生と同じ高校ですが、お二人出会ったきっかけが「池上遼一」というキーワードをどちらかが聞きつけたことだったというお話しは以前から聞いていたので、これは、という組み合わせでした。そのとき話題になった池上先生の作品が「スパイダーマン」であったことを、この対談で初めて知りました。

池上遼一先生は水木しげる先生のアシスタントをしていた経験があります。劇画漫画の池上遼一先生が『ガロ』に投稿した作品を見て、水木しげる先生が長井勝一編集長に頼んでアシスタントとして呼び寄せたとのこと。それで池上先生は上京したという話は有名です。ところが、アシスタントに行った先につげ義春先生がいて…という縁で、池上先生がつげファンだったせいか、水木しげる特集なのに、つげ義春絶賛なお話にながれていきます。そして、つげ義春先生は「漫画に文学を持ち込む」という流れをつくったという話になります。近藤先生はその系譜にいらっしゃるんだなと思います。「漫画に日本文学を」の流れですね。

その直後に「白土三平インタビュー」とか載ってたりして、他の記事も興味深く、全体としておもしろい特集になっています。
「アックス」109(青林工藝舎)
2016.03.06. 13:26 | 雑誌掲載情報