
1984年〜1985年にかけて発表された「見晴らしガ丘にて」は東京近郊の住宅地を舞台にした群像ドラマです。その地で今を生きる人たちを描く連作シリーズです。1986年に第15回「日本漫画家協会賞優秀賞」を受賞した、近藤ようこ先生の代表作の一つです。これを30以上後に再び同じ舞台で、でも登場人物は現在の人たちにして、過去作と連携をとりながら発表された連作短編集です。懐かしいあの人たちも登場しています。
スピネル「見晴らしガ丘にて それから」には現在は「なつめ屋」だけ掲載されています。
見晴らしガ丘にて それから(ホーム社)
また同じくホーム社から「見晴らしガ丘にて」がデジタル版になって上下巻で刊行されます。単行本がずっと出ていたのですが、在庫切れになり入手しにくくなっていたので、デジタル花の配信はありがたいです。これも同じくホーム社からのものです。
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見晴らしガ丘にて デジタル版 上(ホーム社) | 見晴らしガ丘にて デジタル版 下(ホーム社) |