2018年05月26日

近藤ようこ先生が「鴨沢祐仁とイナガキタルホの世界」展に出品

鴨沢祐仁とイナガキタルホの世界青山のビリケンギャラリーで開催中の「鴨沢祐仁とイナガキタルホの世界」展に行ってきました。鴨沢祐仁と稲垣足穂の世界をオマージュした作品を、絵だけでなく立体のものも含めて22名の作家の方が出品されています。

会場:ビリケンギャラリー(東京都港区青山5-17-6-101 地下鉄表参道駅B1出口徒歩7分)
会期:20218年5月19日(土)〜6月3日(日)

20180525-2.jpgこの展覧会に近藤ようこ先生も出品されています。先生の作品は「ハラッパA」というタイトルでした。これは代官山にあったオシャレなお菓子屋さんの名前です。日本の駄菓子屋のイメージではなく、1950年代のアメリカを意識したレトロポップなお店でした。この「ハラッパA」は株式会社ハニーが経営していて、80年代の代官山カルチャーを代表するお店の一つでした。1973年から、いつまであったんでしょう?気付いたらなくなってました。そのお店の看板に鴨沢祐仁さんの絵が使われていたのです。

20180525-3.jpg会場では近藤先生のサイン入りの著書も販売されていました。

2008年になくなられた鴨沢祐仁さんは『ガロ』でデビューされた漫画家ですが、私はイラストレーターだとばかり思っていました。かわいらしく華やかな色合いのイラストで、1980年代の空気感満載です。『ビックリハウス』の表紙のほか、CDジャケットで記憶しています。

北原照久さんは鴨沢祐仁さんの原画の大半を所有し、鴨沢祐仁さんの版権管理は北原照久さんの会社トイズプランニングが行っています。この展覧会においてあったイラスト集も北原さんの協力のもと作られたとのことでした。


「鴨沢祐仁とイナガキタルホの世界」展、青木俊直や森泉岳土ら22名が参加(コミックナタリー)
2018.05.26. 23:16 | 雑誌掲載情報