2014年11月30日

『冥(Mei)』5号に「たそがれの市」が載っています。

『女のコのためのこわ〜い文芸誌 冥(Mei)』vol.52014年11月29日、『女のコのためのこわ〜い文芸誌 冥(Mei)』vol.5がKADOKAWA/メディアファクトリーから発売されました。近藤ようこ先生の「たそがれの市」が載ってます。

「片袖衣」というタイトルで、時間を超えた母子の愛が描かれています。つらく哀しい話でも、最後は少し希望をもたせてくれるところが、やっぱり近藤先生が好きだなぁと、私は思います。 

『冥(Mei)』の次号の刊行予定未定とのことですが、実質的な休刊でしょうか。雑誌コードとってないから、(ISBNのまま)、正式に休刊とは言わないと思いますが。『幽』2015年夏号に何かしら載るかも、とのことです。作品は角川書店から書籍の形で出るそうです。が、「たそがれの市」は全部で92ページなんですよね…。1冊になるのでしょうか?

2014.11.30. 21:52 | 雑誌掲載情報

2014年11月28日

「五色の舟」が第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞!

五色の舟2014年11月28日、第18回(2014年度)文化庁メディア芸術祭の受賞作品が発表され、近藤ようこ先生の「五色の舟」(津原泰水原作)がマンガ部門の大賞を受賞されました。

文化庁メディア芸術祭は、メディア芸術の振興を目的とした祭典で、マンガ、アート、エンターテインメント、アニメーションの4部門で優れた芸術作品を表彰するものです。マンガ部門の審査員は伊藤 剛、犬木 加奈子、斎藤 宣彦、すがや みつる、ヤマダ トモコ(敬称略)の5名。

応募制なのが特徴で、マンガ部門は今年度は763点もの応募がありました。出版社か著者ご本人による応募がほとんどだと思います。応募性は応募してくれないと選べないというデメリットと、応募しさえすればどんなマイナーな出版社のものでも審査の対象になるというメリットがあります。

近藤ようこ先生が大きな漫画賞を受賞されたのは、1986年に「見晴らしガ丘にて」で第15回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞されて以来です。芸術的な作品の多い先生ですが、人に対する厳しくもあたたかい思いにあふれた作品はいつの時代も読後感よく、勇気をいただいています。商業的な成功に縁の薄い方で、こんなに素敵な作品ばかりなのに、と思っていましたが、やはり日本の漫画ファン・研究者はちゃんと見ているのだということがわかって、嬉しいです。近藤先生のファンとして、ずっと応援してきましたが、今回の受章は本当に嬉しいです。

第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞「五色の舟」
上記ページから「贈賞理由」から引用します。

近藤の、問題に向かう真摯な態度と創作意欲には感嘆せざるを得ない。世界に潜む残酷さもそのまま、読む者がこぞって美しいと評する品位と、ユーモアまでをも備え、生きる勇気を与えられるこの傑作に、何かを贈り返さずにはおれない。(ヤマダ トモコ)

近藤先生ご自身の「受賞者コメント」も併せて読めます。

尚、来年の2月4日〜15日に六本木の国立新美術館を中心に受賞作品展が開かれます。
会期:2015年2月4日(水)〜2月15日(日)
会場:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)/シネマート六本木(東京都港区六本木3-8-15)/スーパー・デラックス(東京都港区西麻布3-1-25 B1F)
第18回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展 開催概要

行かなくては。

文化庁メディア芸術祭
2014.11.28. 19:22 | 受賞

2014年11月13日

『コミックビーム』2015年1月号から「死者の書」の連載開始。

死者の書『コミックビーム』2015年1月号から「死者の書」の連載が始まります。「死者の書」は折口信夫(釈迢空)が1939年に発表、1943年に刊行した当麻曼荼羅の伝説に着想を得た小説で、平城京を舞台とした作品です。折口信夫は民俗学の基礎を築いた民俗学者・国文学者です。近藤ようこ先生は「折口学」を学ぶべく國學院大學に入学したほどの方です。いわばライフワークの一つだったのではないでしょうか?

「死者の書」がどんな小説かは実際に読んでいただくとして、その前に、松岡正剛氏の評を読んで下さい。「日本の近代文学史上の最高成果」とされています。

こんなに楽しみな連載はありません。それにしてもこのような作品を連載できる『コミックビーム』という雑誌の懐の深さには恐れ入ります。1月号から定期購読します。新連載表紙&巻頭カラーです。
コミックビーム
2014.11.13. 17:58 | 雑誌掲載情報

『GINZA』2014年12月号「東京の夫婦」の挿絵を担当されています

『GINZA』2014年12月号2014年11月日発売の『GINZA』2014年12月号より連載開始の松尾スズキのエッセイ「東京の夫婦」の挿絵を近藤ようこ先生が担当されています。カラー1ページです。(p255 2014.11.12 マガジンハウス)。どのくらい連載が続くかわかりませんが、毎回購入することになりそうです。
2014.11.13. 17:07 | イラスト